文章題が苦手な子を救う「フリーズ分析」
皆さん、こんにちは!
半田市中町にある「次世代型 個別学習塾 ジェネラスアカデミー」です。
塾を探されている方、Instagramから来ていただいた方、検索して見つけていただいた方、その他の皆様もご覧いただきありがとうございます!
今回は文章題が苦手な子に見え隠れする「脳内フリーズ」問題(勝手に名付けました💡)に焦点を当ててみたいと思います。
「なぜ文章題が苦手なのか」の根本原因を突き止めて正しく対策する方法
「テストで文章題になると、白紙のまま提出してしまう…」
「暗記問題は解けているのに、文章題になると途端にポロポロ点数を落としてくる…」
保護者面談や日頃の学習相談で、このようなお悩みを多く伺います。
返ってきたテストを見て、「なんでここ何も書いてないの?」「もっと粘り強く解きなさい!」と声をかけたくなるかもしれません。
しかし、これは決してやる気や粘り強さの問題だけではないかもしれません。
問題文の長さや複雑さを目にした瞬間、脳が無意識に「意味不明だ…」と理解することを拒否し、頭がフリーズ(思考停止)してしまっている可能性を疑ってみてください。
まずは、この文章を読んでみてください。
家から 1,200m 離れた駅に向かって、弟が午前 8 時に出発しました。 弟は最初、分速 60m で歩いていましたが、途中で寝坊したことに気づき、そこから分速 150m で走ったところ、午前 8 時 14 分に駅に到着しました。
弟が走った距離は何mですか?
これがフリーズです・・・(笑
ここに「寝坊しなかった兄」が登場しようものならオーマイガーです・・・
秒で諦めたくなります。
今回は、子どもがテストで固まってしまう「なぜフリーズするのか」の根本原因を分析し、正しく対処していくための考え方をお伝えします。
1. なぜフリーズするのか?「3つの根本原因」
ひとくちに「文章題で固まる」と言っても、実はお子さんによってハマり込んでしまっている場所(フリーズの根本原因)は全く異なります。
フリーズの正体は、大きく分けて以下の3つのパターンに分類できます。
①【言葉の壁】漢字や専門用語で止まっている
問題文の中に出てくる漢字が読めなかったり、「対照的に」「顕著な」といった一般的な語彙、あるいは理科・社会などの専門用語(「蒸散」「領海」など)の意味が分からず、そこで思考がストップしてしまうケースです。
意味の分からない単語が出た瞬間に、脳は「自分には理解できない文章だ」と判断し、シャットアウトしてしまいます。
②【整理の壁】情報が頭の中でごちゃ混ぜになっている
算数・数学の複雑な条件(「A君がB君より3分早く出発し…」など)や、理・社の実験手順・時系列など、情報量が多すぎて頭の中だけで整理できなくなっているケースです。
脳の処理容量を超えてしまい、「何から手を付ければいいのか分からない」と混乱して固まってしまいます。
③【立式・思考の壁】全体を一気に解こうとして途方に暮れている
「問題文の最初から最後までを、一回の読解で完璧に理解して式を立てなければならない」と思い込んでいるケースです。
全体の解き方が一目で見えないと、「どう考えたらいいか分からない」と諦めてしまい、最初の一歩を踏み出せなくなります。

2. フリーズを解除する!明日からできる「正しい対策」
原因が違えば、打つべき対策も変わります。子どもがテストや演習でフリーズした時は、以下のステップで解きほぐしてあげましょう。
STEP 1:「あっ、いまフリーズしてるな」と客観視する
頭がパニックになっている子に必要なのは、「自分の状態に気づくこと(客観視)」です。
「あっ、いまフリーズしてるな」「何言ってるか全然わからないや」と自分の状態をそのまま客観的に認識できると、そこでパニックが一度リセットされます。
「よし、じゃあ次の手順にいこう」と冷静に思考を切り替えられるようになることが、フリーズから抜け出す第一歩です。
STEP 2:つっかえている「根本原因」を1文ずつ特定する
冷静になれたら、全体を一気に読もうとせず、「句点(『。』)まで1文だけ」読んで、どこで止まっているのかを探します。
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言葉の壁で止まっているなら ➔ 辞書や教科書、前のページに戻って単語の意味を確認する
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整理の壁で止まっているなら ➔ 条件を箇条書きにしたり、図や矢印を描いて視覚化する
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立式・思考の壁で止まっているなら ➔ 「最初の1文だけ読んだら、つまりどういうこと?」と、1文ずつ細かくスライスして理解を重ねていく
一歩ずつ前進するためには、「なぜ止まっているのか」という原因に合わせた小さな手立てを一つずつ試していくことが大切です。

3. 当塾が大切にしている「思考プロセス」への寄り添い
当塾では、単に解き方のパターンを覚えさせたり、公式を暗記させたりするだけの指導は行っていません。
「どこでつっかえているのか」「どの言葉でフリーズしたのか」といった、お子さま一人ひとりの思考プロセス(つまづきの根本原因)を丁寧に観察し、一緒に解きほぐしていきます。
「フリーズしても大丈夫。原因を見つけて1文ずつ整理すれば解ける」という経験を重ねることで、国語はもちろん、算数・数学・理科・社会の全教科でブレない「自立して読み解く力」を育んでいきます。
まとめ:フリーズの原因さえ分かれば、対策が見えてくる
子どもがテストで文章題を残して帰ってくると、親としては「もっと粘り強く解きなさい!」と言いたくなってしまうかもしれません。
しかし、「なぜフリーズしているのか」という根本原因に目を向けることで、必要なサポートが見えてくることがあります。
「うちの子、文章題になると手が止まってしまうことが多いかも…」と感じたら、まずは「どこで止まっちゃった?」「1文だけ一緒に読んでみようか」と、つまづきの原因を一緒に確認することから始めてみてください。
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